研究設備 クロマトグラフ 物質の大きさ・吸着力・ 電荷・質量・疎水性などの違いを利用して、物質を成分ごとに分離する装置。 気体、液体、超臨界流体を移動相とし、カラムと呼ばれる管の中に保持された固定相と物質の相互作用によって混合物を分離、検出する。 GC(ガスクロマトグラフ)気体試料(もしくは気化された試料)の定性・定量に用いる。 多成分系混合試料、微量成分の定性・定量分析に用いられ、揮発性物質 の分析に適する。 GCMS(ガスクロマトグラフ質量分析計)GCで分離させた種々の成分を、質量分析計で検出する装置で、質量情報から成分の定性、定量を行う。微量有機成分の定性・定量や、分子量が比較的小さく、揮発性の高い成分の分析に有効。 HPLC(高速液体クロマトグラフ) 液体試料の定性・定量に用いる。液体状態で安定している試料がすべて分析対象となる。無機イオンから有機化合物、低分子から高分子まで、イオン性、分子性を問わず多くの物質の定性・定量分析ができる。 イオンクロマトグラフ液体クロマトグラフの一種。無機イオンや有機酸などのイオン性物質やタンパク質,核酸,アミノ酸など電荷を持つ分子を含むサンプルの定性・定量が可能。 ドラフト 化学実験などで有害な気体が発生するときや、揮発性の有害物質を取り扱うとき、もしくは有害微生物を扱うときに安全のために用いる局所排気装置。2台所有。 クリーンベンチ ゴミやホコリ、浮遊微生物などの混入(コンタミネーション)を防ぐために一定の清浄度レベルになるように管理された囲いの付いた作業台。濾過した空気を作業スペースに吹き付けることで無埃、無菌の状態に保つ。 ガス置換器 溶液内や密閉された容器内の空気を除去し、他のガス(窒素、二酸化炭素、水素あるいはこれらの混合気)に置換する装置。 ファーメンター(嫌気性10L培養装置) 微生物の大量培養に用いる装置。 温度、通気量、攪拌速度、pHなどといった微生物の培養に必要な条件を一定に保つことができる。2台所有。 ミクロトーム 生物組織の顕微鏡標本を作るため、凍結、あるいはパラフィンなど切りやすい物質中に包埋した試料を極薄の切片にするために用いられる装置。 偏光顕微鏡 物質の偏光特性や複屈折特性を、明暗や色の違いとして捉え、観察することができる。 光源には輝度の高い超高圧水銀灯を用い、標本に蛍光を発光させるための光を当てる。蛍光が暗い視野の中で光るので、検出能力が高く、検出したい部位を特異的に識別できる。 微量分光高度計 モデル:NanoPhotometerⓇP-Classメーカー:セルプロデュース株式会社光を利用した分析装置。溶液試料の定量分析や光の波長ごとの吸収スペクトルの測定が可能。(核酸、マクロアレイ、タンパク質、菌体濃度測定)通常のキュベット測定と微量測定用セル(サンプルボリューム:0.3µL~5µL)での測定が可能。波長測定範囲:190~1,100nm サーマルサイクラー モデル:LifeECOメーカー:Bioer Technologyポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) によりDNA断片を複製させるための機器。あらかじめ設定されたプログラム通りに反応液の温度を上下させることができる。 微量超音波ホモジナイザー モデル:Q125メーカー:Qsonica社超音波を利用して液体中の組織や細胞など砕いて均質化・乳化・分散する機器。 クロマトグラフィーシステム モデル:AKTA pure 25メーカー:GEヘルスケア・ジャパン㈱タンパク質精製用の液体クロマトグラフィー。 ゲルろ過,イオン交換,アフィニティークロマトグラフィーに対応。 精製工程のプログラミングが簡単に作成・編集可能。 遠心機 卓上型超遠心機モデル:Optima MAX-XP メーカー:BECKMAN COULTER 最高回転数:150,000rpm 高速大容量冷却遠心機モデル:7000メーカー:KUBOTA高速回転により遠心力をかけて、試料中の成分を分離させる。 摩擦による発熱で試料が変性しないよう、冷却装置が備えられている。 最大1,000mLボトルを4本遠心できる。 最高回転数:22,000rpm 卓上マイクロ冷却遠心機モデル:3520メーカー:KUBOTA1.5/2mL遠心チュープを最大24本遠心可能。最高回転数:15,000rpm マイクロ冷却遠心機モデル:3700メーカー:KUBOTA 高速回転により遠心力をかけて、試料中の成分を分離させる。 50mLコニカルチューブを4本遠心可能。 最高回転数:15,000rpm 定量PCR